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日雇いパンダと極楽の孔

同情するなら笹をくれ

GO-RUDEN WI-KU




今日、街を歩いているとリードを7メートルくらい伸ばして犬を散歩させているおじさんを見かけた。


頑張れば犬だけ横断歩道を渡れそうだった。


早く仲直りしてもらいたいものだ。




先日、とあるライブへ行った。


ピョンピョン飛び跳ねる者、指笛を吹く者、みな自分の好きなように盛り上がっていた。


僕は、どうしてもそれができなくて、一番後ろで直立不動だった。


爆音が体に響くのを感じたら当然ドキドキはするし、どのバンドもあの手この手で一生懸命に盛り上げようとする姿は見ていて楽しい、楽しいのに。


その感情を素直に表現できる彼らが羨ましかった。


思えば、野球観戦へ行っても控えめにメガホンを叩くだけで、応援歌を歌ったり立ち上がって選手の名前を叫んだりはできない人間であることを思い出した。


僕は普段の自分ではない自分を見られるのが何よりも怖いのだ。


友人の前で歌ったり、学祭の劇で演技をしたりも苦手で、ふざけながらやらなければ身体がもたないのだ。


みんな、誰かになる必要ある?


そのままの自分が一番ヤバいよ。




そのライブに、女性ボーカルを擁したバンドが出演していた。


髪を振り乱して、ベロを出して、腰をくねらせ…語弊覚悟で言うとキメセクを見ているようで興奮はしたのだが、ごめんなさい、少しだけ引いてしまった。


彼女はそれが生きがいだろうし、僕がやめろとは口が裂けても言えないのだが、どうしてもかわいそうに見えてしまうのだ。


せっかくかわいいのだから、もう少しかわいこぶっても良いのにと思ってしまった。


女を捨てて、一心不乱になにかに打ち込む子、みんな鳥居みゆきに見える。


「女芸人は因果な存在で、生物学的にはエラーに近い。野生でアピールし求愛するのはほとんどがオス。」


僕の記憶が正しければ、いとうあさこがこう言っていた。


バンドやってる女は抱けるの意味が分かった気がしたが、僕はできれば女の子を抱きたい。




ふと夕飯を食べるのってバカみたいだなと思い、最近ではセルフ夕飯抜き!を自分に課している。


腹は減って率直に辛いし、わるいこでごめんなさいという気にもなるが、なんのために食べるのか分かるまで僕は夕飯を食べない。


食べてから寝るまで大したこともしないのに、いつ使うエネルギーなんだろう。


そしてこれまた最近わかったのが、美味しい物のパワーは本当に凄い。


普段は100グラム98円以上の肉はほとんど買わないのだが、こないだ気まぐれで100グラム400円ほどの牛肉を買って食べると、心が綺麗に洗われてしまった。


その二つの意識が正面衝突して、まだ太陽が沈みきらない午後6時くらいに慌ててロールケーキを食べた。


勃起するほど、美味しかった。


究極の美味は、こよなくエロい。