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日雇いパンダと極楽の孔

同情するなら笹をくれ

不思議なM男




最近、abemaTVにハマっている。


そう、あの亀田興毅のあれ。


きっかけは横浜戦の中継を見るためだったのだが、やってる番組もなかなかラフで面白い。


今のバラエティ番組が昔ほどの力を持っていない原因はいろいろあるが、一つはBPOの存在。


のびのびと番組を制作しているさまがこっちに伝わってくるのは、見ていて気持ちが良い。


バラエティは、爽快でなければいけない。




その中でも僕が最近楽しみにしているのが「日村がゆく」という番組。


バナナマンの日村さんがバラエティ、特に罰ゲーム方面の新たな可能性を探る番組である。


先日の鼻フック回は、今年一番笑ったかもしれない。


番組中盤から、女王様とその奴隷、M男が出てくる。


彼が45歳らしいのだが、その迫真のMっぷりと、半裸姿が強力な哀愁を放っているのだ。


もうそれが面白くて仕方なくて、胸が締め付けられるのに笑えるという、不思議な感覚。


空のバケツをひっくり返してみると水が出てきて止まらないみたいな。


古い原付を押しがけしていたら押したまま目的地に着いてしまったような。


雪山で服を脱げば脱ぐほど暖かく感じるような。


そんな手品のような面白さのせいで、死ぬ直前まで笑い転げていた。


喜怒哀楽の四文字も適当に並べられたものじゃないんだなと、昔の人もなかなか賢いじゃないか。




新しい、趣味が欲しい。


これといった趣味がないことを人に言うと、わりとみんな本気で引くことに最近気づいてしまった。


僕は引かれたいんじゃないんだ、惹かれたいんだよ、バーカ。


出来れば金がほとんどかからなくて、かつオシャレで、心が落ち着くもの。


ムダ毛処理は金がかからなくて、心は落ち着くが、でも困ったことにこれ、全然オシャレじゃない。


長風呂は金はほとんどかからなくて、ちょっとだけオシャレだが、心が落ち着かない。


心を落ち着かせる、すなわち自分の中のネガティブをプチプチ潰すには、なにかに没頭する時間が必要なのだ。


服を脱ぐ、お湯を張る、風呂に入る、そこからは何もやることがない。


こんなのネガティブの入水自殺だ。


そう考えると、僕の理想の趣味は一生見つからないかもしれない。


オシャレと没頭って、矛盾してませんか?


そもそも、金をかけずにオシャレになれるんだったら、みんなやってるんじゃないか?




その三つの折り合いがつく場所を、うんうん唸って考えた。


そしたら見つけた、僕がやるべき新しい趣味。


僕、飴細工を始めます。


いずれ羽ばたかせたい、エッチな鶴を…