日雇いパンダと極楽の孔

同情するなら笹をくれ

さそり座の男





今日は、朝の6時からバイトだった。


セブンフェアのせいでレジが忙しかったのもあって、宅急便のお客様控えを渡しそびれてしまった。


怒られた。


めっちゃ謝った。


さすがゆとり世代、謝るのは上手。




占い師ってズルイなーって思う。


以前人から聞いた、占い師がどうやって儲けているかの話。


もちろん客から直接金を取るのもあるが、それは主な収入源ではないらしい。


シンプルな話だが、ある程度有名な占い師は、熱心な客をスカウトするそうだ。


「あなたも占い師にならないか?」と。


そして、テキスト代やら講習料やらを弟子から吸い上げるのだそう。


お前のケツの穴に水晶をぶち込んでやろうか。


これは混じりけのない貧乏人の僻みである。




占い師がさらにズルいのは、いざ占った時の言葉が曖昧というか、そんなの誰にでも当てはまるじゃんってみんなは思わないのだろうか。


以前テレビでとある占い師が有名人に向かって「強がってるけど、本当は寂しいでしょ?」とドヤ顔で言い放っていた。


寂しくない人間なんて、いなくないですか。


さらに「運命の人にはもう出会っている、あなたが気づいてないだけ」というのもズルすぎる。


それが当てはまらないの、独房の中で一生を終える人くらいでしょ?




でも、彼らのおかげで前向きに生きていける人達がいることを忘れてはいけない。


なにかを信じるというのは、それだけで大きな力になるのだろう。


必要悪というやつだろうか。


かくいう僕だって、自発的に占いを見ようとはしないが、思いがけず目に入ってしまったらそれは気にせずにはいられない。


こないだもネットで「さそり座、恋愛運星2つ、タイプじゃない女性にも目を向けてみよう」という一文を見かけてしまった。


今の僕、タイプじゃない女性にめちゃめちゃ目を向けてます。


だって、占いがそう言うんだから。




そういえば、だいぶ前に「自分と同じ短所を持っていて、自分と違う長所を持っている人がタイプ」とツイートしたことがある。


今思えば、最高に危険なことを言ったなと思う。


確かに自分と同じ短所を持っていると親近感が湧くし、違う長所を持っていると憧れの対象になり、自然と惹かれてしまう。


しかしよく考えてみると分かるのだが、自分の短所が増えるほど、長所が減るほど、どんどん恋愛体質になっていくのだ。


女の子みんなを好きになっちゃうダメ人間、そんなの一種のテロだよ。


でもこれ、意外と真理を突いているなとも思う。


惚れたら負けというのは、つまりそういうことを意味しているのではないだろうか。


僕もこれから先、形勢の良い恋愛をたくさん展開したいものだ。




湿気た恋愛の話で終わるのもなんなので、一つ変な話を。


僕のアパート、学生街とはいえ2万円代の格安物件で、留学生が入居者の1/3ほどを占めている。


そのおかげでこのアパート内に留学生コミュニティが形成されていて、たまに隣の部屋で留学生同士の宴会が開催されることがある。


外国人は肺活量が大きいのと壁が薄いのもあって、英語や韓国語が断続的に聞こえてくる。


だが、なぜか彼らの帰り際に隣の玄関先から聞こえてくるのは決まって「オヤスミ〜」なのだ。


どうしてみんな、そこだけは日本語で言えるのか。


彼らは「おやすみ」を解散時に放つ一発ギャグだと捉えているのだろうか。


今後留学生に話しかける機会があれば「オヤスミ〜」と言ってあげよう。


おそらくウケるはずだ。


空前のオヤスミ〜ブームが到来している。